茶箱で着物を保管する

茶箱が届きました。

どこかの観光地にあるお茶屋さんで見かけた茶箱。
どうしても欲しいんだけれど、手に入らないまま数年が過ぎ。。

念願叶って2018年、初めての茶箱が手に入った。
現在その茶箱には、直前に開催したファッションショーで使用した作品が入っている。

そこからまた数年。
2つも茶箱がやってきました!

 

茶箱

茶箱は千利休のころ生まれたとされている歴史の長いお茶道具を入れるための箱でした。

今ではお茶道具や茶葉を入れる他、衣類・カメラ・ひな人形など湿気を嫌うものを入れ保管する方も多いようです。

 

外側の木は杉製。やや軽軟。
長年使っていると木目が浮き上がって味わい深くなります。

 

茶箱の中は金属製。多分、亜鉛鉄板。

半田ごてで密閉しているので、完全に湿気をシャットアウトしてくれます。

防湿防虫に優れているので、お茶の他にお米も保管されていたりしたみたい。

お茶箱を届けて下さった方は、着物を保管していたんですって。

何十年も!

その方の推測によると、軽く40年はそのままだとか。

 

40年も閉ざされたままの茶箱をパンドラの箱の如くオープンさせたら驚愕!

虫食いしがちなウール着物が、めちゃくちゃよい状態で出てきた!と。

それら茶箱と一緒にそれらウールの着物を全て頂いたのだけど、確かにものすごく良い状態でした!

 

私も着物を入れて保管

昔のものは大抵なんでも良質なものが多い。
今のような大量生産・大量消費の時代ではない昔。

いかにものを大切にするか

という視点で作られていたものばかり。

 

材料や技術、知恵と工夫。

長い年月(時に歴史)を経て、他国に誇れるほどのクオリティーが誕生してきた。

それらが長持ちしないわけがない。

 

手も時間もお金もかけ、職人たちが作り上げてきたもの。
現代に溢れている無機質なものたちからは感じられない温もりに溢れている。

だから好きなのだよ。

 

だから私も茶箱に着物を入れて保管しています!

 

行李も昔ながらの収納ボックス

ちなみに。。。

行李(こうり)も昔ながらの収納ボックス。

竹や柳などで織られたかぶせ箱。

通気性が抜群で、こちらにも着物を入れて保管しています。


通常ビニールは敷かずに保管します。
こちらは着物を行李に入れ送ってくださるときに、雨などから護るためビニールで包まれていました。

 

着物が息をしやすい収納ボックスをチョイス

今の収納ボックスはプラスチックが多いですよね。
通気性が遮断されると息が苦しくなるように、着物も同じです。

昔ながらの収納ボックスは、通気性や頑丈さを特に考えられたものが多いですよね。

 

隙間だらけのおうちもそのうちの一つかも。

アトリエは隙間だらけなので、着物が息苦しくなくていいかも!(笑)