解き洗った着物生地をきれいに保管するのに使える100均アイテム

古着着物を解いて洗った後、すぐに使い切らない場合は生地を保管します。

たたんで保管してたらシワが出来るし、そのシワを取るためのアイロンがけとか二重の労力

特に洗い張りの場合、しっかりしわが取り切れているのにたたんでしまったら元も子もない。

超非効率!

じゃあどうやって保管したらいいの?

 

解いた着物は仕立てる前と同じ状態で保管!

解いて洗った着物生地をどのように保管したら一番良いのでしょう?

答えは簡単!

 

着物が仕立てられる前と同じ状態で保管すればいい

仕立てる前の反物がシワシワだったらやばいよね?

呉服屋さんでさ、シワだらけの反物を広げられて「これいいですよ~」って言われても買う気なんて1ミリも起きやしない。

シワ防止だけじゃなく15mもあるような反物を効率よく保管するには、みなさんもご存じの通り、巻かれた状態で保管するのがいい。


ここで必要になるのが紙管

以前、皮革で創るバッグ教室に通ってたんだけど、革が巻かれていた紙管をたくさん先生に頂いて活用していました。
反物は35cm前後が多いので40cmにカットし使用
それでももう紙管が足りません。
今では教室も行っていないので手にできず。
洗い張りしても巻く紙管がないので困っていました。

 

100均のものを使って反物の状態に

ほどよい紙管がないものかと探し求めていたところ、見つけたのがこれ↓

セリアで見つけたクラフトラックの組み立て用パーツ。
(セリアとダイソーで販売されているのを確認済み)

本来の使い方はこのよう↓です。

家具に使われるとあって、厚さが最高級(笑)

しっかりしているので何度でも使える!

しかもこの紙管の長さは39cm

反物を巻くには絶妙な長さ!
カットする必要なし!
なんというパーフェクトさ!

解いた着物生地を洗っても保管の仕方に悩んでた方、是非活用してみてくださいね。
39cm以内なら長尺のものを巻いて保管できますので、あなたのニーズに合わせて試してみてください。

個人的に解く着物はたくさんあるんで、1本55円って安くないな、と思ったのだけどね。
ランニングコストを考えたら安いな、と気づいたのでリピ購入しています。

 

ちなみに。。。
衽や衿などの半幅部分はラップ芯がオススメです。

 

解いた着物を紙管に巻いて保管するメリット

一度体験された方なら解る「解いた着物を紙管に巻いて保管」するメリット。

1. 使う前のアイロンがけが不要
2. 机の上で広げやすい(作業しやすい)
3. どこに保管してるのか分かりやすい

最初に話したとおり、洗い張りでしっかり張られた状態なので、わざわざまたアイロンをかける手間がない。シワがないからね。

必要な分だけ出せば良いので、机の上もすっきりと使える。

私のようなたくさん保管している人にとっては、どこに何があるかが一目瞭然で分からないと時間と労力のロスに繋がる。
このロスの積み重ねは、結果大きな損失につながってしまう。とってもイタいのです。。

 

なによりも

スムーズに作業できれば創作に集中することができるので、よりよいものを生み出せることができる。

環境はとても大事なんです。創作することを生業にしようとするならば。
そうそう。
紙管に直接布を巻くのが難しいと言う方がいらっしゃったので、ちょっとした工夫できれいに巻ける方法を動画にしてみました↓

 

ハギレの保管方法

ハギレはクリアファイルやクリアケースに入れるのがオススメ。

細かいことを言うと、クリアファイルに入れてからクリアケースに入れると縦置きもできる。
クリアケースに入れるだけだと、中のハギレが動きやすくしわになったり、歪んだ形が残りやすくなる。

中が動かないほどいっぱいならクリアファイルに入れる必要はない。

私のストックは膨大なので、平置きも取り入れてスペース確保しています。

どこに何があるかがすぐ判るように、色分けしてリストにもしています。

リスト化は自分が判りやすいようにやればいいんだけど、私の方法を動画で簡単にお伝えしています。

 

大量の着物をストックしているnaomariaがしている保管方法。
今はまた少し変わったけれど、以前撮った動画が思いのほか好評だったんでお披露目します~!