モスリンの襦袢を洗う

naomariaです。

モスリンの襦袢が解き上がってきたので洗いました。

ガーゼのようなモスリンの優しい肌触りがすごく好き!
正絹の滑らかで高貴な質感ももちろん好きですよ。

洗ってアイロンをかけているとき、
モスリンってウールだったよなぁ?
と、急に自分の知識に確信が持てなくなった。

でも状態を見ると穴だらけ。

間違いない、ウールのはず!

念のため調べてみた↓

モスリンとは、木綿や羊毛などの梳毛糸を平織りにした薄地の織物の総称(Wikipedia)

 

生地自体にそう書いてあったよ↓

本モスリンとは?
羊毛で作られたモスリン。

メリンスという別称もあります。

対して綿モスリンは綿で作られたものです。

 

よって、ウール確定です!!!

 

 

突然やたら心配になるのは何ででしょう?
自分の知識に確信持てないのはちょっと寂しいね。。

 

今回は3種のモスリン襦袢。
色味が似通ってるのは何でだろう?

気になって調べてみた。

 

モス(モスリン)着物とは?
モス糸と呼ばれる梳毛糸(そもうし)※1で織られた織物。 モスまたはモスリンと呼ばれ明治末から第二次大戦後まで庶民の布として和装だけでなく洋装や寝装など広く用いられたが今ではほとんど使用されていない。
大阪府泉大津が主産地で戦前から昭和40年ごろまでは子供用着物や長襦袢・下着の素材としてよく用いられたが、ウール100%糸のため防虫効果が無く今では絹や合繊素材にとって替わられほとんど生産されていないが、戦前は長襦袢の普及品素材の代表であった。(ギャラリー紫織庵)
※1 羊毛などの繊維を梳き、長い繊維のみを残し糸にしたもの。
モスリンは薄くて軽い。そして保温性も高い
長襦袢や下着に使われていたのにはそんな理由もあるかも知れませんね。
もちろん優しい肌触りも加えて。
静電気も起こりにくいので、上に着た着物への影響も少ない。

発色性が良い生地なので、染まった色がとても鮮やかなのが特徴。

肝心のデザイン性、色合いについては調べきれませんでした。
私の予測としては
・より鮮やかに見える色数・色種が限定的
・流行
・染料の問題
かな。。
あくまで私が考える理由です。
皆さんはどう思われますか?