【文様をめぐる旅】東京ジャーミイ

私が東京ジャーミィを知ったのは、『世界!ふしぎ発見』かそのようなTV番組だったと記憶する。

すでに、イスラム美術や建築、文様などに惹かれる自分がいると気づいていたので、番組で見て何が何でも行きたい場所1位にリストアップされた。

 

2019年4月。チャンスが訪れた。

まずは国立新美術館で開催中だった『トルコ至宝展』へ向かう。
そこで目にしたのは、私がずっと恋焦がれていたたくさんのイスラム文様やデザイン。

やっぱりすごく好き!と、強く確信。

『トルコ至宝展』で購入したクッションカバーとノート

 

ここでがっつりトルコモードに切り替わり、いよいよジャーミィへ向かう。

 

 

ワクワクが抑えきれないほど興奮が高まっている。

階段を上り、いよいよモスクへ!

中に入った途端、異世界へと突入した。

言葉が出ない。あまりの美しさに心完全に奪われた。

 

東京ジャーミィの内装

さまざまな文様が集結したドーム装飾

アラビア語にも見える照明装飾

抽象化された雲文様 トルコやイランでも伝統的に描かれた

連なる尖頭文様は
イスラム文様(アラベスク模様)の特徴の一つ

開口部には尖頭文様の縁飾り

ステンドグラスも美しい
偶像崇拝NGのイスラム教。
抽象化・意匠化された文様が用いられている。

 

 

幾何学模様はイスラム文化で大事な要素

直線のみで描かれる幾何学模様。
永遠に繋がり続ける直線の神秘でもある。

イスラム美術に幾何学模様は欠かせない

これは、偶像崇拝が禁止されているイスラム教では神「アラー」を意味し、永遠性を表現しているのだという。

私はイスラム教徒ではないので、そこに神を感じることはないが、何か壮大な世界を感じることはできる。

線が織りなす”無限の世界”を感じ取っているのかもしれない。

至る所にさまざまな幾何学模様

多尖角の星型はよく描かれる

 

お財布に優しい価格帯の売店

1階には売店があり、トルコにまつわるさまざまなグッズが販売されています。

私はメッセージカードを購入。

書くためではなくコレクションのために。

エンボス加工されたおしゃれなカード。
一枚100円ちょっとだったと記憶しています(2019年4月当時)

 

さいごに

どこを切っても絵になる東京ジャーミイ。

ジャーミイは創建時、トルコから職人を呼び建てられたもの。
自国をしっかりと感じられる場所として、トルコの人にとって大切な場所でもあるという。

そんな大切な場所なので、こちらはさらに謙虚に見学させていただく。

これら写真はすべて音の出るスマホではなく、コンデジのシャッター音オフモードで撮影した。

もちろん身なりを整えて。

 

 

東京ジャーミィ所在地

所在地
東京都渋谷区大山町1-19
電話番号
03-5790-0760
営業時間 / 開館時間 / 拝観時間
10:00 ~ 17:00
定休日 / 休館日
なし
入場料 / 入館料 / 拝観料
無料
アクセス
https://tokyocamii.org/ja/access/
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