ライブ鑑賞 アメリカ一人旅 vol.3 ~Uberでアメリカ国内を移動~

2024年2月、アメリカまでライブを観に一人旅をしてきました。

目的のバンドはエクストリーム。1992年にファンになるも、なかなかライブへ行く機会が持てず。(初ライブは2005年)

去年の来日時にようやくたくさん公演を堪能できたところ、渡米するチャンスが訪れ迷いなく彼らのライブを観に行くこととしました。

 

無事に入国しさらなる移動を重ね、サクラメントのホテルにチェックイン。

ホテル近くには商業施設があり少し賑やかだったんだけど、散策を続ける元気はなくあっという間にホテルに戻り休息を取ることに。

このとき機内食を持ち帰りしたパンや大福が大きな助けとなりました。

(時差ぼけと疲労のせいか、食欲がなかったのでそのくらいで十分)

 

 

 

UberかLyftか… アメリカ国内の移動

翌日の目的地であるHard Rock Hotel & Casino Sacramento at fire mountainはサクラメント市内から車で約40分ほど。車以外の交通手段のない場所です。

レンタカーを利用しようと思うも、アメリカ人の友人に全力で止められたので断念。

他の移動手段を考えるしか方法はありませんでした。

 

とはいえ、ホテルのシャトルバスが出ているので、それを利用するつもりでいました。

電話予約しか対応していなかったので、ホテルに着いてから電話をしたけれど(ホテルの人にかけてもらった)繋がらず。その後チャレンジするもあえなく玉砕。

すでに満席なのか週末のためお休みなのか分からなかったけど、、、。

ここから血の気が引き必死に移動の手段を考えます。

(私が到着した日には会場で炊飯器かなんかのGive Awayをやっており大混雑。週末だったしね)

 

というのも、日本でダウンロードし確認したUberではOut of areaとなっていて、サクラメント市内から会場への移動ではUberは使えないと思い込んでいました。

Uberと同じくLyftというアプリもあるんだけど、それは日本のスマホではインストールできないようで、Uber一択。だから泣きそうになるくらい焦りまくりました。

Uberアプリは日本語も対応。

※事前に日本でダウンロードしておくのがオススメ。ネット環境が不安定だとダウンロードが完結できず、現地で即利用したいときに支障が出るため。

Lyftは英語表記。言語設定でスペイン語、フランス語などの選択はできるけど日本語はなし。

※日本の携帯には対応していないのか、PINコードが送られて来ないので設定完了まで進みませんでした。

現地の評価ではLyftのほうが安いし、サービスもいいらしい。ただドライバーはどちらも登録している人が多いらしいので一概には言えないそう。

 

旅はこれからだというのに、いきなり問題が勃発!と半泣きに。

アメリカ人の友人がサクラメント近郊に住んでいる人を紹介してくれていたので、iMessageを送り何か交通手段がないかと尋ねました。

「UberかLyftで行けるよ」

と言われ、再度確認してみると行ける!まじか!日本で確認したときは駄目だったけど、、。

やはり現地でしっかり確認することが大事ね。

問題勃発!と思いはしたものの、全然問題ではなかったというオチ。

ただUberを利用したことがないので、まだ不安は残ったまま。

それでも、このときできることは何もないので寝ました。21:00に。

こうして朝を迎え、いよいよUberを利用する時が来ました。

 

 

ちなみに。。。

アドバイスをくれた友人の友人(アメリカ人)に「公共交通機関は当てにするな」と言われました。

日本では真逆なのでそのままの考えで行くと利用しがちですよね。

確かにマナーは悪い、ぼったくられる、最悪危害を加えられる、というイメージがあるのも事実。

なんとなく治安が悪そうな雰囲気は前日のアムトラックで感じていたし。
(電車内は大丈夫だったんだけど、駅がね。。。)

これまでマナーが悪い運転手にあたった記憶はないけど、確かにあまり良い印象ではなかったかも。

そういえば、タクシーに乗るときはいつもちょっと不安がよぎってたなぁ。それがアメリカでの現状なのでしょう。

 

Uberで車を手配する

いよいよ初めてのUber。ドキドキしながら予約を進めます。

私は通常位置情報はOFFにしていますが、位置情報をONにしないと利用しづらいので(利用できない?)、アプリを利用するときだけONにする設定にしておきました。

いつも位置情報をONにしている人はそのままで良いですが、私のように常に位置情報をOFFにしている人は、Uberアプリを利用するときだけ位置情報をONにするか、アプリ利用時だけONになるよう設定しておきます。

 

Uberの予約の仕方

①目的地を入力

②迎えに来てもらう場所をピンで指定

③クレジットカードなどでお支払(iPhoneであればappleウォレットにカードを登録※1しておく)

③自動的にアクセスが始まり、ドライバー探しがスタート

④繋がったドライバーがOKすれば契約成立(お迎え開始)

 

※1 利用できるカード会社が限定されているので注意。VISA、Mastercard、アメックス等はOK。JCBはアウトでした。(私が登録した時点では、なので今は違うかも。要確認です)

※拒否されると次の候補にアクセスを始めます。(私は初めて繋がったドライバーに途中で拒否られた 笑)
※混雑時や近距離の場合、繋がりにくいことが多い印象。(LAのラッシュ時は結構待たされた)

 

ドライバーの名前(アカウント名)
車種
車のナンバー

がアプリ内に表示されるので、自分を迎えに来る車をドライバーに声をかけずとも見ただけで確認できます。

 

このとき位置情報をONにしていると、どこにドライバーがいて、どこのルートを通ってお迎えに来るのかマップで確認できます。

到着までの所要時間も表示されるので分かりやすい。

到着2分前になると「そろそろドライバーが到着するからお迎え場所で待機しててね」とアナウンスが入ります。

 

車が停車したら、念のため登録している自分の名前を告げ、ドライバーの名前も確認。
合っていれば車に乗り込み目的地まで送ってもらいます。

 

地元の方(LA在住)からの助言
特に女子一人の場合、夜間のUber利用は控えた方が良いそう。ドライバーに上に乗られ乱暴されそうになった、という事件がいくつか発生しているのだとか。
そのため、➊夜間はUberを利用しない。❷乗る前に必ずドアがチャイルドロックされていないかどうか「さりげなく」チェック。❸チャイルドロックされていれば、気づかれないようロックを外すこと。が大事だそうです。
※ドライバーがお迎えに向かい始めたら、その後のキャンセルはお金が発生します。

 

Uber Taxiの中での過ごし方

私の場合、英語がつたないのでUberドライバーから積極的に話しかけられることはなかったけれど、英語が得意な方はおしゃべりも楽しいかも知れませんね。

2回目のUber利用時には、大きな池を指さし「あれプールだよ!」と微妙なギャグを言われ苦笑したり、「あれ桜みたいに見えるだろ?でもあれは桜じゃなくてオリーブの木なんだよ」と教えてくれたり。。

LAでは「ボクの彼女の名前が君と同じNaomiなんだ!」って告げられ。「Naomiってとってもインターナショナルな名前だもんね。あなたの彼女はどこの国の人?」と話をしたり。

「何しに来たの?え?!ライブを観に来たの?すごいね!」と盛り上がったり。

相手にもよるし、こちらのテンションにもよるのでいつも話をするわけじゃないけど。。

そういえばスパニッシュ系のドライバーの時は、降車したときにウィンクされたわ(笑)なかなかのイケメンでした。

 

Uberドライバーの評価

Uberドライバーになるための審査はとても厳しいらしく、誰もがなれるものではないそう。

なれたとしても、利用者からの評価が絶対的なものとして数字に表れ、常にUber側のチェックがされているようです。

余りにもひどいドライバーは資格を剥奪され、Uberドライバーとしてお仕事をすることができなくなります。

そのため、余程のことがない限り評価の高いドライバーばかりです。

 

5.00が満点。この数字が下がると評価も下がる。
4.95以下のドライバーは少し注意した方が良いそう。

 

前述したようなフレンドリーな運転手さんの評価はどれも高かったです。

渋滞にイラついたり、ウィンカーも出さずに車線変更したり。こちらが「?」と思うドライバーの評価は4.92と低かったです。

 

ドライバーはこちらから選べないのである意味ガチャですが。。

繋がってすぐにドライバーのアイコン横に表示される評価を確認してあまりにも評価が低ければキャンセルして他のドライバーに繋いでもらうことも可能です。

時間が経つとキャンセル料が発生します。

 

4.92だったドライバーはLAのダウンタウンで拾い、空港まで向かう時でした。

混雑時でなかなか繋がらず。フライト時間に間に合うかどうか心配で焦っていたので確認せず。

乗ってみたら先ほどのようにひどい運転。

このとき確認したら評価が低すぎてげんなりしました。時すでに遅し。。

 

だいたいLAのラッシュアワーなんてものすごい渋滞が簡単に予測されるにも関わらず、イライラするなんてナンセンスだわ、と思ったんだけど。。

ま、何をしてもイラチな人だったんでしょうね。

こういう当たり外れもあります。(滅多に遭遇しなかったけど)

 

利用したUberのドライバーの評価は、目的地に着き降車してからアプリに届いた評価表で行います。

自分が思う点数を選びタップするだけ。

満点の5.00であれば5.00をタップし終了。

あとはチップを払う画面に変わるので、チップを払いたければ払うし、払いたくなければ払わなくてもいいです。

私は基本的にチップは払っていました。

チップも3段階あってどの金額で払うか選べます。

チップを支払うときにまたカード決済をします。

支払いしたら全て完了!!!

 

Uberドライバーの評価を下げる場合

先ほどの運転がひどいUberドライバーの場合、どうしても満点の5.00をあげる気にはなれませんよね。

私は思いきり評価を下げておきました。

満点でない場合は、その理由を問われます。

・運転が荒い
・マナーがない
・表示されているルートと違う道を走った

などなど。

選べる項目がたくさんあります。

該当するものをタップし、先に進み完了。

もちろんチップは払いません(断言)

 

Uber利用者も評価される

Uberタクシーで評価されるのは何もドライバーだけの話ではありません。

利用する私たちもドライバーから評価されます。

だから大人しく、、、って訳じゃないですけど、ちゃんと礼儀を持って接していれば大抵の日本人の評価は高いと思います。

 

 

初めてのUberからの景色。ぽつんと写っているのが最初の目的地のHard Rock Hotel & Casino。