▶「~着られなくなった着物にもう一度日の目を~」
▶「着物一枚フルリメイク」
▶「思い出の着物をまるまる一枚リメイク!」
~着られなくなった着物にもう一度日の目を~
日本中にはタンスに眠ったままの着物が数え切れないほど存在しています。自宅のタンスだけではなく、リサイクル店に膨大に積まれた光景を見かけることもあり、どれほどの着物が「不要」とされ役目を果たさずにいることか。そんな光景を目の当たりにすると言葉を失うばかりです。
もらって困るものNO.1
という不名誉な称号を持つ着物。私の元にもたくさんやってきます。「捨てるのは忍びない。使えるなら使って欲しい」という理由で届けられます。みなさん本心は同じ。
「捨てたくない」
だからといって、タンスに眠らせたままでは困る。今は良くても、いつかはどうにかしないといけない。着物が作品として生まれ変わるのならありがたい。
そんな想いと着物一枚が作られる背景が重なり、着られなくなった着物をしっかり活用していくことを決意。そして、アート作品の制作だけではなく活用方法の提案も始めました。
着物一枚が作られるのに必要な蚕の数は2000を超えます。染めだけで15名を超える職人が携わっている、となると蚕から糸を紡ぎ着物が完全な形になるまでどれほどの人が関わっているのでしょう。多くの人の経験と知識と知恵が詰まっているんです。それは日本の「衣」の歴史でもあります。日本が誇る伝統をしっかり守り抜く。これは職人さんたちや業人たちが行うこと。私が特別に何か出来るわけではない。それでも何かしないといられない気持ちで溢れている。
様々な工程を経て作られた昔の着物は本当に手間がかかっており、命が宿っており、想いが込められています。今では手に入れることが難しい質感やデザイン。姿形が変わっても、その美しさを伝えていく。
そんな想いを胸に、アート作品の他、さまざまな古着着物の活用方法「着物リメイクのアイデア」をご紹介。naomariaがご提案する着物リメイクは、針も糸も使わない「工作」要素の詰まったものばかりです。
着物一枚フルリメイク
着物は表地だけで10~12m程の生地になります。もちろん部位毎にカットされているのでそれぞれ長さは異なりますが、繋げればタップリ使える生地として有効です。


こちらは昭和終わりか平成初め頃のお着物のため、平均の35cmを超えた37cm。昭和初期までの比較的古いお着物は、幅が狭いものが多い。35cm以下のものもよく見かけます。幅以内であれば、かなり自由度高くリメイクすることが可能。それ以上の大きなものを作りたい場合は継ぐなどして活用します。
思い出の着物をまるまる一枚リメイク!
七五三の着物や成人式の振り袖は今どうなっていますか?
着物のままではタンスの中で眠ったまま。こうして姿形を変えることで、いつでも当時の自分へ思いを馳せることができます。また、このような場を用意してくれた両親への感謝も同時に生まれます。
ただのインテリアとしてではなく「想いをいつもそばに感じる」ことができます。しまったままの着物やアルバムを引っ張り出さなくても常にそこにあるから、わざわざ時間を作って向き合わなくてもOK。日常の中でナチュラルにできるアクションとして、思い出の品をインテリアとしてカタチを変えともに生活を送ることができる飾れる着物リメイクをオススメしています。
naomariaが実際に着用した七五三の着物をまるまる一枚リメイク!何をどれだけ作ることができたのか?是非ご覧下さい。
これら一部は定番スタイルとしてオーダー頂けます。詳しくは下記写真をクリックしご確認ください。また、自由に作るフルオーダーも承っております。まずはお気軽にご相談ください。

8点

掛軸1幅

御朱印帳1冊