2015年に着物を使い創作活動を始め、以来お問合せがよく届くようになりました。
「家で眠っている着物を引き取ってもらえるか?」

買取はできないですが、それでもよければお引き受けしますよ
そう答えると、大半の方が喜んで譲って下さいます。
中には「買ったときに高かったから無料じゃイヤだ」という方もいらっしゃいます。その気持ちはよく解ります。その場合、リサイクルショップなどに持ち込んで頂き、いくらであっても買い取って頂くことをお勧めしています。ただ二束三文であったり、買取すらしてもらえないものも中にはあります。その場合、また私の元へと戻ってこられる方も希にいらっしゃいます。
私も着物をお仕立てしたことが何度もあるので気持ちは痛いほど分かります。でも、実情として大半は値がつかないほどの価値へと暴落してしまっています。これはもうどうしようもないことです。
とはいえ、着物というものにはとても情の湧くものです。
簡単に処分出来る方もいらっしゃいますが、そうでない方もたくさんおられます。
それは良い悪いというのではなく、人間として必然な感情が動いている証拠。その自分から湧き出てくる感情を大切にしているというだけなのです。でも、自分を含め家族も着ない、譲る相手もいない、となれば、どうしたら良いのかと頭を悩ませてしまうのも当然です。
だからこそ、見ず知らずの私に大切な着物を譲って下さる方が多いのだと思います。

この人なら大切に最後まで使ってくれそう!
きっとそのように私のことを信用して下さり託して下さるのだと思います。
お引き取りした着物や帯の数々はこれまで
2.ワークショップで使用
3.次の持ち主の方へと繋ぐ(フリーマーケットなどのイベント開催)
4.自身の作品に使う
と活用してきました。
これに加え、今後は参加型のアート制作(パブリックアート)で使用します。こちらは、みんなで一つの大きな作品を着物生地をコラージュし完成させるもの。大量の着物が必要となります。このときに、皆様がご厚意で譲ってくださる着物が大活躍します。
タンスの中で眠っていたままの着物が、日の目を見て新たな形へと生まれ変わるアップサイクル。
naomariaならではのアイデアと手法で、それらがアートの一片として姿を変えます。新たな息吹が誕生する瞬間です。私はこれを全国いや世界中で開催したいと考えています。もしその想いや試みに共感してくださったのなら、是非処分にお困りの着物を私に託して下さいませんか?
以下の注意事項とダウンロード式の「着物・帯無料引取について」「着物・帯無料引取承諾書」を熟読頂き、ご納得いただきましたら、当方へお送り下さい。
【注意事項】
- 一部を除き、着物にまつわるものに限り引き取り致します。
◎:着物、羽織、道行、道中着、着物コート、状態の良い襦袢、反物、ハギレ、小物類、衣桁、着物ハンガー、行李、茶箱、着物クリップ
×:汚れのひどい襦袢、足袋、草履、下駄、裾除けなどのインナー類 - 当方へ送る際に、事前に連絡頂くことが必須です。
・フルネーム
・発送予定日
・配送業者
・追跡番号(発送完了後にお知らせ頂いても構いません)
※naomariaの着物アップサイクルオフィシャルLINE「Second Life Kimono」を登録し、上記情報を記載後、番号追跡可能な方法で送って頂きます。送料はご負担下さい。 - 「着物・帯無料引取承諾書」に自筆の署名と日付を必ず記入し、同梱して下さい。
- 一度お送り頂いたものはお返し致しかねます。
- 着払いで発送したものはお受け取りしませんので、御注意下さい。
- 「着物・帯無料引取承諾書」にサインを頂いた時点で、当該内容に同意したものとみなします。
- より詳細の規定はダウンロードした「着物・帯無料引取について」でご確認下さい。
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