額装

作品を額縁に入れる。これはnaomariaにとって欠かせない作業の一つです。最後の仕上げの状態。どのように額縁に入れるか。どんな額縁に入れるか。これは洋服のコーディネートと同じ。組み合わせ方、見せ方で印象はガラリと変わる。作品のテーマやイメージと大きく異なっては、ちぐはぐなコーディネートとなり、観る方に違和感しか与えなくなる。作品を作るだけではなく、どのように我が子のような作品を見せる(魅せる)か。生みの親の責任でもある。

額装は業者に出すことも可能です。ただ、naomariaのように『個性』が売りの作家にとっては、業者さんとの密なコミュニケーションと信頼関係が確立していなければ、自分の意図するイメージ100%の状態で作品を仕上げることは不可能です。残念ながら未だそのようなお方にお会いしていません。

そして何よりも、自分の作品に他人のエネルギーを乗せることがイヤ、と言う想いがあります。純粋に自分だけのエネルギーだけで溢れ返させたい。エネルギーというものを重視するnaomariaならではの想いです。

これらがnaomariaが額装を全て自分で行う、と言う理由です。2016年から本格的に制作を始め、2020年12月の時点で、300点を超える作品を制作し額装してきました。

全て自分で額装している

みなさん驚きます。こだわりと想い、そしてちょっとしたノウハウがあれば誰にでも出来ることです。特別なことではないのです。ですが、非常に驚かれ感心されます。このとき「額装」というものがいかに”難しいもの”として捉えられているのか、と感じます。

 

額装はアートのためだけにあるわけではない

額装は、作品を額縁に収めるためだけにあるわけではありません。ご自分のお気に入りや大切な物など、何でも良いのです。ご自分にとっての宝物。それをただしまっておくのではなく、生活する空間に飾ることで、日々そこから得られる感情を楽しむのです。それは元気をくれるもの、勇気を与えてくれるもの、癒してくれるもの。人それぞれ、モノそれぞれ。そんな宝物をご自分のお部屋にあったテイストで額装し飾る。インテリアコーディネートです。既製品がなければ自分で作る。徹底的に、自分の空間をイメージに沿って作り上げる。これも心の豊かさに繋がっていきます。