更紗マニアへの道 全記事 リンク集

大航海時代に世界へ広がった更紗。以来、世界中の人々を魅了し続けている。

各国へ伝わった更紗は、その国ならではの風土や伝統などの影響を受けながら独自に発展していった。

 

日本へは室町時代のころに伝わったとされる。

信長にも愛され重宝された更紗。

日本独自に発展した更紗は「和更紗」と呼ばれ、主に着物で良く見られる人気の柄となった。

 

更紗の発祥から各国へ渡った経緯。

国や地域による区分とそれぞれの発展の仕方など、全15記事をnoteで有料公開しています。

それら全記事のリンクをこちらでご紹介します。(一部の除き有料)

 

No.1 更紗マニアへの道 ~はじめの一歩~|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
お久しぶりです。naomariaです。この数ヶ月ずっと悩んでいました。自分は何をしたいのか。何が本当に好きなのか。人生の大半を、自分の本心を押し殺し過ごしてきた私にとって、核心を探る日々はなかなかハードなもの。そんなとき身体が思うように動かなくなり、いよいよ何も出来なくなってしまい、嫌でも本気で自分の本心に向き合うしか...
No.2 更紗の定義が難しい【追画】|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。『更紗マニアへの道』第2回目です。前回は、どうして「更紗」に行き着いたのか。そんなお話をしました。自分がこれほどにも更紗が好きだったんだ、という事実を知ってしまうと、意識せずにはいられない。まるでひそかに恋する異性のように。気になる異性がどんな人か。どんな声をしているのか。どんな趣味をしているのか...
No.3 手描きのインド更紗|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。遙か昔に誕生し、大航海時代には世界へと拡がり、現在のテキスタイルデザインの元ともなっているインド更紗。更紗風デザインがどの国でも見られ、世界中の人々にとって馴染みのある模様になっている更紗。長い歴史の中でずっと人々を魅了し続けた更紗。どこにその魅力が詰まっているのだろう。いくら知識を深めていっても...
No.4 木版インド更紗|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。 今では手描きは数少なくなり、木版が大半となっているインド更紗。私たちが目にするインド更紗の多くは、チャパイと呼ばれるチークなどの堅い木で作られた木版スタンプでデザインされた更紗ばかりです。そう、ブロックプリントと呼ばれるものです。日本へもそんな形で入ってきました。日本では型染めという技法が存在...
No.5 絨毯でペルシャ更紗の特徴を知る?|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。 世界中の人々を魅了して止まない更紗。紀元前遙か昔にインドで誕生し、大航海時代に多くの国へと渡った更紗は、当時熱狂的な人気を博していた。何世紀もの長い時間を経過しても、今もなお人々を夢中にさせている。 ○○渡りと呼ばれる更紗は大航海時代に海に渡ったもの。だが、地中海周辺には紀元前に渡っていたこ...
No.6 産地別インド更紗の特徴|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomaria です。 前回の『更紗マニアへの道』はペルシャ更紗についてでした。 話が前後しますが、注文していたインド更紗が届いたのでインド更紗の産地別の特長を簡単にご紹介したいと思います。
No.7 ジャワ更紗(バティック)|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。 インドの更紗は近世になり世界中へと拡がっていったとされています。インドネシアに渡った更紗もそのうちの一つ。ただ、14~15世紀にはすでに伝わっていたという事実もあり、大航海時代に世界に広まったという話は一貫して”正解”ではないようです。 この14~15世紀に伝わったとされる更紗は局地的な...
No.8 タイの更紗〜シャム更紗〜|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。 月に一度のアップとしてから初めての「更紗マニアへの道」。今まで更紗の発祥とされているインド、インドの職人との深い交流を経て発展したペルシャ、バティックという独自の更紗を生み出したインドネシアをご紹介しました。一覧はこちら↓ 更紗マニアへの道|naomaria | 着物コラージュアート&...
No.9 プリント生地の源流?~ヨーロッパ更紗~|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。 インドで発祥した更紗。長い歴史の中で技法や知恵を培いながら発展した更紗は、大航海時代に世界各地へと広まった。大航海時代の経済の主導を握っていたヨーロッパ各国が、インドの更紗を貴重な交易品として扱っていた。 イギリスやフランスなどの西欧はそれまで毛織物や麻の織物が主流だったが、その存在をも危ぶ...
No.10 日本に渡った更紗|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。 「更紗マニアへの道」は月一度の更新。めでたく10回を迎えました。情報が混乱しないよう小刻みにお伝えしているシリーズ。インド、ペルシャ、ジャワ、シャム、ヨーロッパと続き、今回からここ日本に伝わり独自に発展した「和更紗」をお届けします。 今日は和更紗の初回ということで、フリーでお届けです。 ...
No.11 更紗風着物のいろいろ|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。 毎月第3木曜日にお届けしている『更紗マニアへの道』。和更紗に突入したところです。日本での更紗はやはり着物の上で大いに発展しました。今もなお、更紗は世界中でたくさんの人を魅了して止まない。時代を経て、厳密な「更紗」からアレンジがどんどん加えられ「更紗風」があちこちに溢れている。日本の着物もそう。...
No.12 和更紗~鍋島更紗~|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。毎月第3金曜日に配信の「更紗マニアへの道」。一週遅れてのお届けです。 和更紗に突入したものの、未だ産地別のご紹介がされていませんでした。今回お届けするのはその初回。特に有名な鍋島更紗をご紹介します。 日本に伝わった更紗。多くの人々を魅了し、江戸時代には異国風の更紗模様の染めが本格的に始まった。...
No.13 和更紗~長崎更紗~|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。第3金曜日。「更紗マニアへの道」の日です。前回の鍋島更紗に続き、今回は同じ九州の長崎更紗についてお届けします。「マニアへの道」とうたっていますが、「to マニア」ということで、入門編のような内容となっています。コアな情報をお求めの方には少々物足りないかもしれませんが、復習がてら購読いただけたら幸い...
No.14 和更紗~京・堺更紗~|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。一日遅れましたが「更紗マニアへの道」をお届け。今回は「京更紗と堺更紗」。長崎更紗と同様型染めにより作られています。 京更紗の始まり 長崎同様、豊臣秀吉施策の御朱印貿易により更紗が運ばれた街が京都です。江戸時代に入っても引き続き海外産の更紗がやってくる。これらの主たるものはシャム向け...
No.15 和更紗〜江戸更紗〜|着物を使ったアート&アップサイクル ★ naomaria
naomariaです。 『更紗マニアへの道』和更紗編。いよいよ最終回! そしてこのシリーズも今回で一旦終了となります。 今回はラストを記念し、フリー(無料)でお届けします。 江戸更紗の発祥は江戸時代中期から末期。西の鍋島からジワジワと伝わってきたようなイメージ。鍋島に更紗が伝わってから随分と時を経ています。 ...