Smile as Full Bloom Project ~笑顔の花を咲かそう~
みんな違っていい。むしろその”ちがい”が、世界をもっとやさしく、美しくする。
このプロジェクトは、いろいろな人の感性を集めて、一つのアートを作る試みです。
使うのは、新しいのものではなく、もうすでにあるもの。その中でも、毎年1000万着以上が捨てられているという”着物”。
それぞれ模様も色も違う着物は、まるで私たちの個性そのもの。楽しみながら「尊重」と「サスティナブル」について、ちょっとだけ考えてみませんか?
伝統×サスティナブル×アート
日本の伝統的な衣装として千年以上の歴史を持ち、時代ごとに形や着方が変化してきた着物。そこには数え切れない職人達の智慧と工夫、苦労と歓びがたっぷり詰まっています。目には見えないけれど確実に背景として存在する彼らの存在と命に思いを馳せる。
「簡単には捨てられない」
そんな思いが胸に溢れ「一枚でも多くの着物を救う」ため、このアートプロジェクトを立ち上げました。ただ単に着物をアートとして昇華するだけではありません。
大量生産・大量消費による環境破壊は世界問題となっており、特に先進国が加担しているのは否めない事実です。その環境問題に関わっている私たち一人一人の行動と意識改革を目的として「サスティナブル」な視点もこのプロジェクトの意義となっています。
伝統的な着物の消失懸念、衣料の大量廃棄による環境問題という大きな2つの問題を提起するため、「参加型アートづくり」という切り口で、より楽しみながら学ぶことを目的としています。
アートプロジェクト「Smile as Full Bloom」の趣旨
❶ 殺伐とした時代を過ごす私たち。そんな中でも、お互いの個性や考え・価値観を尊重するだけで、はるかに住みやすい世界となる。人それぞれの「感性」という名の個性を持ち寄り一つのアート作品を作ることで、個々の違いが調和の世界を美しく彩ることへの発見と再確認の場を作る。
❷ 新たなものを使い制作するのではなく、「すでに今あるもの」を大切にするサスティナブルの観点から、年間1000万着以上も廃棄されているという着物を選択。基本同じものはない着物は、私たち個性に相通ずるものがある。
❸ 尊重と環境保全という未来の子供たちがこれから特に直面するであろう問題をプロジェクトを通じて喚起する。
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基本的な流れ
❶ 着物生地で作った花型に笑顔を描く。(数量限定)
❷ キャンバスに貼り付ける。
❸ 貼り終わったらスタッフから参加証をもらう。
注意点
❶ 先に貼ってあるお花のスマイル部分が隠れないように貼る。
❷ グループであれば総数内で数を自由にシェアしてOK。
❸ 他人が不快に思う行動や貼り付け行為は禁止。
❹ 接着剤(ボンド)を使い貼り付けます。衣服等への付着には十分ご注意下さい。